カテゴリー「【S5】UTMB,CCC」の記事

2011年8月24日 (水)

UTMBをLIVE TRAILで観戦する方法

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(モバイル版だと正しく表示されない場合があるのでPC版http://komazawa.cocolog-nifty.com/で見てください)

8月下旬といえば、毎年恒例のUTMB各大会が開催される時期です。既にPTLはスタートしていますが、明日25日木曜からTDS(クールマイヨール⇒シャモニー UTMB前半コースを逆走 109km)26日金曜からCCC(クールマイヨール⇒シャモニー UTMB後半コースを順走 98km)そして日付が変わって27日土曜の午前1時30分にUTMB(シャモニー⇒クールマイヨール⇒シャモニー モンブラン1周 166km)が開始されます。

昨年は悪天候で中止になってしまいましたが、天気予報だと金曜日は雨だそうですが、土日は晴れ予報。昨年の悪天候の反省を踏まえて、今年はレギュレーションが厳しくなったとのことで、よっぽどひどい天候悪化やトラブルがなければ順当に開催されると思います。以下各レースのスタート時間です。

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◆各レーススタート時間(日本時間):

TDS 2011年8月25日(木) 午後16時00分スタート

CCC 2011年8月26日(金) 午後17時00分スタート

UTMB 2011年8月27日(土) 午前01時30分悪天候の為、午前6時30分スタート

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UTMBにはおなじみの鏑木選手や横山選手、山本選手ら日本人選手や海外の有名選手が参加しているのも楽しみだし、日本人の市民トレイルランナーが各大会合わせて160名以上(UTMB:109人/CCC:35人/TDS:24人…+海外在住の方々)が参加しているので、トレイルランをやっている人なら、おそらく知り合いの誰かが出ている状態だと思います。

UTMBの各レースはLive Trailという素晴らしいシステムで、選手のチェックポイント通過状況がほぼリアルタイムでアップされます。なので、web上で選手が何位にいるのか?ライバルとの差はどれくらいか?遠隔地の我々の方が選手本人以上に良く知る事ができます。

というわけで、以下でLive Trailの見方を解説します。

--

先ずはLive Trailのトップページへ。⇒■

●検索方法(その1):順位で検索⇒■

Utmb_passages【図はクリックで拡大】

●検索方法(その2):名前で検索⇒■

Utmb_afficher【図はクリックで拡大】




■各レースのコース図やチェックポイントを知りたい場合⇒■
各レースのアイコンをクリックし、各レース紹介ページの画面上部の白い部分のCourceをクリック。

この3つをおさえておけば大丈夫です。

そして気になるゴール時間予想ですが、2009年UTMB優勝のキリアン選手のタイムは21時間33分、CCC優勝のレイ選手は11時間40分。これらが目安になると思いますが、レベルは上がっているのでより記録は短縮されるのではないかと予想されます。

※LIVE TRAILはたまに更新が遅れたり、チェックポイントを1個飛ばされてワープする事は良くあるので、大きな心で見守りましょう。

というわけで、日本からLIVE TRAILを見つつ熱い声援を送りましょう。

また、今年からFacebookやTwitterのAppも開発されました。個人的にはこれが楽しみです。

Live Trailを見つつ大会の雰囲気を味わいたい方はこちら⇒■

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2011年5月13日 (金)

シュバイツァー氏、逝去。

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2009年8月のUTMB。深夜のシャモニーの街は応援者も少なく、ランナー達がゴールに戻るとパラパラとまばらな拍手で迎えられる昼の賑やかさとは反対の静かな夜だった。そんな静かで薄暗いゴールゲートまでの花道に、突如周囲のランナーとは明らかに違う低いシルエットが最終コーナーから現われた。最初は上半身が無い人が走ってきているように見えた。そのシルエットが徐々にゴールに近寄るにつれ、もの凄い気迫で前傾姿勢で頭から突っ込んでくるランナーの様に驚き、夢中でシャッターを押したのが上の写真だ。もちろんこの時、自分は彼(Werner Schweizerさん)の事など全く知らなかった。

後にNHKで放送された激走モンブランで彼はスイスの70歳のトレイルランナーでその時は抗がん剤を飲みながらUTMB166kmを走っていた事を知ることとなる。

放送では何も語られていないが、この時間帯は上位のエリートランナー達が戻ってくる時間帯だ。自分では到底ゴールできない時間帯でのゴールである。病気になる前は一桁台で入賞している彼にとってはこの時間帯でさえ満足いっていなかったかもしれないが、彼が今の自分の限界に挑戦し、全身全霊をかけていたということが何も知らなかった自分にも十分伝わってくる気迫のゴールシーンだった。

何かを真剣にやっていれば他人でも、その人の熱さが伝わってくるということを彼から教わり、彼のような老人になりたい。彼のような走りがしたい。そう思ったし、「では今の自分はどうだろうか?まだまだ甘いのではないか?」とあの日以来、自省を余儀なくされる出来事となっている。

UTMFが開催されたら招待ランナーとして日本に来るのではないか?そして震災後の日本に勇気を与えてくれるあの走りを見せてくれるのではないか?と淡い期待をしていたが、もうそれは叶わない事となってしまった。

あなたの魂の走りは一生忘れないでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。

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(情報:海外通信

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2010年9月25日 (土)

UTMBの痕跡

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2010年のUTMBが終わり間もなく1ヶ月が経とうとしています。

既にトレイルランをしている方々はご存知かと思いますが、今年のUTMBは悪天候により30km地点で中止となってしまいました。前日にスタートしているCCC(98km)は80km地点で中止。TDS(106km)はスタート前に中止となりました。

UTMBの第1回目も悪天候で雪が降る大会となり、完走率は10%を切るほどだったという伝説の大会になり、それが口コミでひろがって今のような大きな大会になった背景があります。そして、ここ数年は天候が良く、メディアや参加した選手の紹介する写真に映る景色は晴れていて素晴らしく、きれいな景色の中を走れるのが当たり前感のある大会イメージが確立されつつあった中で、この大会の日のモンブラン山塊は非情にも山らしい牙をむき出してしまいました。昨年参加の際にお世話になった日本人最多出場のOさんは、モンブランを良く知っているだけに、最近は天気運が良すぎるので悪天候に対しての心構えや装備について口を酸っぱく警笛を鳴らしていましたが、今回それが現実になってしまいました。

中止になった当時、ネット上では「コース一部の氷河が崩れた」という噂が駆け回り、参加選手の安否を気遣い、心配しましたが、実際は「雨で氷河が崩れる可能性があった」というのが本当の所だったようです。それ自体は大会だけではなく常に起こりうる自然現象であり、それが中止の直接の原因ではなかったようです。

1年間この大会を目標にトレーニングを積んで来た屈強のウルトラランナー達ですから、悪天候でも越えられたかもしれません。しかし、大会初期の草レース時代とは違い、スポンサーがつき、世界各国から選手が何千人と集まる大きな大会になり、選手層も幅広く、屈強なトップ選手から最終選手まですべての選手のコンディションを考えると、最悪の状況を招く前に中止という判断は仕方が無かったと思います。

それから触れなければいけないのが、実は今回一番過酷だったのは前日に雨の中をスタートしていたCCC(98km)に参加した選手だったと思います。UTMBはスタートして間もない30km地点で中止でしたが、CCCは既にほとんどの選手が半分を越える距離を走っていて、トレイルが川となる程の中を走破し、最終的には80km地点での中止。大きな事故が無かったのが幸いでしたが、ゴール目前での中止は選手たちへのダメージは体力的にも精神的にも相当なものがあったと思います。それからPTLは中止もなく継続されましたが、彼らの状況がどうだったかは言語の問題もあり私には情報を入手することはできません。

今回の大会は改めて「やはり山で走る大会なんだな」という事を参加した選手だけではなく、これから出ようとしている人たちにもリスクがある事を強く印象付ける大会となったと思います。今回各大会に参加された皆様は伝説となる貴重な年に参加でき、貴重な体験をされたと思います。今回の経験で精神的にも身体的にも一皮むけてタフになれたと思いますし、今回の経験が今後の数々の大会やアクティビティで活かされると思います。それから今年参加したくても抽選に外れた選手もいます。参加した人も、これから参加する人もそれぞれ来年に向けて既に気持ちを新たにスタートされていると思います。

…さて、
UTMBは中止にはなりましたが、翌朝にUTMBの後半部分のコース(約90km)で"Reprise UTMB"が開催され、中止になったUTMBとTDSの中で希望する選手はそのReprise UTMBに参加する事ができ、多くの日本人選手が参加されました。半分の距離とはいえ、夜に中止になり、翌朝再開されるまで満足に寝られなかった状況でのスタートとなったので、参加した選手は体調調整が万全ではなかったはずで、過酷さは距離でははかれないものがあったと思います。

そして、そのReprise UTMB選手の中に、ご夫婦で参加され、見事"UTMB日本人初夫婦ゴール"を果たしたAさんご夫婦に依頼されて製作したスティックが大会後にメンテナンスで戻って来たのがトップの写真(下側)です。

上のバスケットがついた方が今回Reprise UTMBとほぼ同じコースを昨年自分が走った際に使用したものです。その後、2009年の日本山岳耐久レースや他の山行での使用。それから、今年の野沢4100Dtomo2010選手にレンタルしたのですが、それでもまだきれいな状態なのに対し、今回Reprise UTMBで使用された方はあちこち傷だらけで、コース安全が確認されて再開されたコースとはいえ、スティックの様子からその過酷さを想像する事ができました。

悪天候後のコンディションがわかるReprise UTMBのビデオ⇒■BGMが無く、風の音と、選手の足音と息しか聞こえないのがリアルで貴重な映像です。

Aさんからの話によると、コースは泥でぬかるみストックがズブズブと地面に入り込んで、何度も地面から引き抜いているうちにラインが若干伸びてしまったとのことでした。折れなかったものの、引き抜く際にラインに負荷がかかってしまったようでした。

昨年自分が参加した際は脚が痛くなるほどの硬い岩盤の地面で悪天候でもそうドロドロにはならないだろう…と思っていましたが、実際はその反対でした。日本の山もモンブランも変わりは無いようです。

結局、悪天候が予想される際はバスケットをつけることで地面もぐりを回避する、というのが今のところの対策となりますが、それに負けないようなラインの伸び対策は今後の課題となりました。

次回は(許可が下りれば)実際に今回のCCCやReprise UTMBでRunning Stickを使用された選手の皆様から寄せられた使用レポートを紹介したいと思います。

そして、10月のアレもここ数年天気運が良いようですが…?



早速2010年のUTMB特集&温泉付コース紹介

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2010年8月22日 (日)

ALLEZ JAPON!

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お久しぶりです。

今週からウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)が始まります。日本から参戦する選手達も先週末から徐々に旅立って行っています。

そして、早くも8月24日(水)夜22時から29日(日)5日間かけて、2~3人1組で240kmを走破するPTLという部のレースがスタートします。

昨年自分が出たCCC(98km)は27日(金)午前10時スタート。
多くの有名選手が出るUTMB(166km)は27日(金)午後18時30分スタート。
今年からコースが大幅変更になったTDS(105km)は28日(土)午前0時スタート。
※上記は現地時間

で、「今年は(UTMBに)行くんですか?」という事を訊かれるのですが、自分は今年は日本から応援です。

しかし、ストック製作を依頼された計10名の選手に、PTL,UTMB,CCCの各部で使用していただく事となり、気持ち的には各選手専属サポーターとして現地で見守っているような感覚です。参加される選手の皆さんはこれまでに味わったことが無い程の身体の限界を感じ、限界を超えた所からの戦いとなると思いますが、ゆっくり、焦らず、ゴールのシャモニーまで戻ってきて欲しいです。

それから宣伝ですが、現在書店に並んでいる月刊山雑誌「PEAKS」9月号のストック特集のページに、RS-98(CCCモデル)の紹介とコメントを寄せさせていただきました。ご紹介いただきありがとうございます!今回のPEAKSのロングトレイル特集は月刊誌でここまでやるか?のムック並みの充実度で読み応えありです。

May The Force Be With You


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2009年11月23日 (月)

UTMBで見かけたギアたち③&CCCまとめ

CCCまとめ記事を書きましたが、今回はsuuさんblog「目指せ!ツール・ど・モンブラン。」
寄稿するかたちでまとめました。自分のblogに書くと長く、熱くなりすぎるので、
それを上手く抑えられて冷静書けたといます。
(まとめレポートは全部で3回に分かれています。)⇒,,


さて、今更ながら、ギアと言うかUTMBグッズ紹介の最終回。
今回はUTMBオフィシャルグッズを中心に紹介。
これらを把握していれば来年出場する方はお土産に困りません。


■BUFF UTMB 2009
UTMB2009
先ずは、UTMBとBuffのコラボ。BUFF UTMB 2009 (15€)
毎年デザインが変わるコレクターズアイテム。
公式HPから通販で買えます。

■UTMB OFFICAL レギュレーションカップ
UTMB2009
こちらはオフィシャルのレギュレーションカップ。たしか2€。
安価ながらお土産に何気に好評だったのがこのカップ。250mlの目盛付き。
レギュレーションアイテムとしてこのカップをレースに持っていく人も多いです。
これは通販されておらず、会場でしか買えません。


■UTMB パンフレット
UTMB GOODSUTMB GOODS
こちらはオフィシャルパンフレット(5€)
webでエントリーした時に購入するにチェックを入れると送られてきますが、
自分は必要にチェックを入れたのに送られてきませんでした。
その辺のアバウトさは海外大会っぽい。
結局現地で買いましたが、英語版が売り切れでこちらはフランス語版。
現地に行ったら即効英語版をゲットしましょう。

■UTMB OFFICIAL Tシャツ
UTMB2009
UTMB2009
こちらはオフィシャルTシャツ(Men's)。(15€)
女性用はVネック、フレンチ袖有。ボランティアスタッフはこのTシャツを着ています。
応援の人はもちろん、お土産に購入する人多数。

以下は参加者のみのグッズ。

■UTMB 参加賞 Tシャツ
UTMB2009
UTMB2009
これは参加賞Tシャツ。(非売品)
薄手のポリエステルの速乾性Tシャツで、普通に買えば4,000~5,000円で売ってそうな
質の良いものです。実際にこれを着て走る人も多く見かけます。

■UTMB/CCC Finisher Vest
UTMB2009
UTMB2009
そして、何と言ってもこれがフリース製のフィニッシャーベスト。(非売品)
UTMBはカラーは黒でさり気なさに貫録があります。
シャモニーのTNFショップでは70€程で刺繍無し製品が売られていました。

完走してこれが受け取れるとは事前情報として全く無かったわけですが、
今回は完走したから良いものの、リタイヤするとこれを着ている人がシャモニーの
街中に溢れているので、非常に悔しい思いをするでしょう。
だから次回の参加に対して余計に慎重になってしまいます。

それから、もう1点、レース用のメッシュのごみ入れポーチも貰えるのですが、
現在紛失中で写真撮れず。こちらも買えば6€程する代物。
Tシャツ、ポーチ、ベスト等の参加賞品で既にエントリー代を完全に越えているし、
スポンサーが相当力を入れているのがわかります。
それから、デザインも良く普段も着られるものばかりなのが良いです。

以下は番外編↓

■TMB コースMAP
UTMB GOODSUTMB GOODS
こちら2つでツールドモンブラン全周。シャモニーのスネルスポーツで購入。
山小屋もちゃんと記載されています。右側写真は苦しめられたグラン・コル・フェレの登り。
こうして地図でみるとかわいいものです。ちなみに、黄色い太いラインがスイスとイタリアの国境。

■地元新聞
UTMB GOODS
地元新聞も記念品になります。スーパー等で売ってます。

と、グッズ紹介は以上でした。

そして、今度の日曜にようやく「激走モンブラン!」の90分ロングバージョンが
遂に放映されます。
ハイビジョン特集 激走モンブラン! ~166km山岳レース~
BShi 11月29日(日) 午後10:00~11:30

前回ワンダー×ワンダーが消化不良に終わってしまっていたので期待中です。




参加賞品は飴と鞭…

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2009年10月30日 (金)

激走モンブラン!

IMGP0290

現在、suuさんに依頼されたこともあり、
UTMB(CCC)参加のまとめを書いています。

明日10月31日(土)20時~NHK総合テレビ ワンダー×ワンダーで「激走モンブラン!」
が放映されるので、観て思い出しながら書きたいと思ってます。
各blogで紹介されているのでトレイルランナー視聴率80%はいくのでは?(笑)

モンブランの景色が良いのは当たり前だろうけど、
走っているとシンドイので思ったほど景色は観れていないので、
放映で改めて堪能したいと思います。

UTMBに関してblogや雑誌などの記事をあちこちで見ていて、

「(UTMBの)素晴らしいホスピタリティ」

という言葉が見受けられると思うが、
UTMBが単にボランティアの数が多いとか、
エイドのフードやドリンクが充実しているとか、
ホスピタリティとはそれらを指してるわけではない。

明日の放映で、70歳の最年長ランナーが160kmを走破し、
ゴール後に飛び込んだ先は何だったのか?
このシーンにUTMBの全てが凝縮されていると思う。
(番組予告で写っていたのでカットされていなければ観られるはず)
↑残念!カットされてました。
11月29日 22:00~23:30
NHK-BS「ハイビジョン特集」に期待!

そして、日本のトレイルレースに決定的に足りない部分や
違いはそこにあると思う。日本のトレイルレースの関係者は
そこから何を感じるだろうか?

これは大会規模や予算は全く関係ない。
日本のトレイルレースでも出来ること。
ただ、すぐに出来るとは思えないが、続けていく上で
築きあげられていくものだと思う。
日本ではTJARや信越五岳が近いところにある。

IMGP0298

それから、見所としては、レース参加者、その家族、主催者、
ボランティアスタッフ、街と応援者の一体感。
その感じが映像から伝わってくると良いなと期待してます。

ワンダー!…

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2009年9月29日 (火)

UTMBで見かけたギアたち②

UTMB GEARS
ギアマニアなみなさん、お待たせしました。
今回はUTMB会場の物販ブースで発見したギア等の紹介。


KIDS向けBuffが豊富
UTMB GEARS
アニメ風キャラは世界標準ですね。

UTMB GEARS
C.A.M.Pからも出ている軽量スティックXENON。1本130g。
軽量ポールをいろいろ見た中で、自分的にはこれが一番のお気に入り。

UTMB GEARS
SALOMON XT ウィング ベスト(背後は10L+3Lのパックになっています)
の日本未発売の女性用モデル。胸の揺れが気になる方には良いのでは?

エナジー系その1(maxim)
UTMB GEARS
見たことも無い、エナジードリンクやジェルがずらりと並ぶ。
今回のUTMBでは各エイドでmaximのドリンクが飲めた。
味は薄味だけど、いつも薄めて飲んでいる程なので丁度良いと感じた。
日本のドリンクは味が濃すぎるのでは?
これ、どこかで日本に入れてくれないですかね?

エナジー系その2(Overstim's Coup de Fouet)
UTMB GEARS
自転車乗りには有名なこのブランド。Red Tonicはいかにも発奮しそうな色と名前。
容器がポリ容器でアルミじゃないのでベトつきにくく、飲みやすいです。
こちらではこの容器が主流。
これも、どこかで日本に入れてくれないですかね?

エナジー系その3(mx3 extreme)
UTMB GEARS
こちらではいろいろ試食してみましたが、ジェルの味はマイルドで
日本人にも飲みやすいです。
無味無臭のカーボが摂取できるスポーツドリンクがあり、
味の無い水分をとりたいが、ミネラルやエネルギーも補給したい、
という我ままな要望を満たしてくれる。
というわけで、どこかで日本に入れてくれないですかね?

UTMB GEARS
そして、今回買ってきたものたち。maxim orangeはガラナ入り。
さて、いつどこで使おうか?

Raidlight
UTMB GEARS
UTMB GEARS
UTMB GEARS
ショップではあっちもこっちもRaidlightが目立つ。Raidlightのカタログはタイベックの
レインウェアとか見たことない商品が沢山載っていて面白い。
来期から国内代理店の某C社が取り扱いをやめてしまうらしく、
直接個人輸入で買うしかなさそう。

UTMB GEARS
こちらはRaidlightのWomanライン。ランスカはこちらでもブーム?
国内でRaidlightのランスカはいていたら、ロードやトレイルで
誰かとかぶる事はまず無いでしょう。
シューズ以外は小物から何から全てRaidligtでコーディネイトできる
商品ラインナップです。

この物販ブースは大会期間中の土曜までオープン。
閉会式のある日曜にはいつもの地元の日曜市場となって
特産品の販売所になってしまうので、もし買うなら土曜までとなります。

次回はUTMBオリジナルグッズの紹介など…

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2009年9月21日 (月)

UTMB(CCC)レポート③ Chanpex-Lac~Chamonix(GOAL)(98km)

これまでの経過:
第3関門 Champex-Lac/55km/Time 11:14/1043位

既に夜中の21時を過ぎている。朝の10時にスタートしてからここまで
12時間ほど経過。

Champex-Lacの大エイドを出発し、しばらく湖の横を走るコースとなる。
昼間はきっと素晴らしい景色なのだろうが、夜間は真っ黒い水が見えるだけだ。
(昼間の素晴らしい景色はこちら⇒■)

CCCもあと45km無い。
ここから先は標高差700m程の山を3つ越えればゴールだ。
Map03cp_3


自分の体としばし相談。あと残り45km動ける体力はありそうだ。
おんたけ100kで膝をやられていたので、痛みが再発しないよう、
抑え気味できていたが、このまま行けそうだったので、
通常モードにスイッチを切り替えた。

夜間のトレイルになると、ヘッドライトの明かりに照らされているトレイルが
ここがツールドモンブランなのか?奥多摩なのか?
あまり違いを感じない程、どこにでもあるトレイルと化してしまう。

奥多摩との違いと言えば、
・路面にある松ぼっくりがやけに長い事と、
・松ぼっくりの形に似た動物の糞に注意しなければならない事と、
・茶色でやけに長いナメクジが地面を這っている事、
それくらいだ。
このトラップを踏まないよう注意していたおかげか、
程よい緊張感が持続して眠気は全く無かった。

残り3つの山のうち、1つ目の山を登る。
暗闇に続く長い長い登りを越えて、頂上付近の稜線をしばらく進むと、
山頂のチェックポイントである、
Bovine(64km/1978m)に到着。

●Bovine/64km/Time 13:33/787位

夜の23時半を過ぎた。
頂上のエイドで水を補給していると急に体が冷え、手はかじかみだした。
気温は5度以下だったと思う。
暗闇で忘れていたが、やはりここはモンブラン山群付近なのだと気がつかされる。

冷えないよう、HAGLOFS / LIMバリアープルオーバー を着込んだ。
水の補給を終え、甘いネスカフェのコーヒーを飲んでいると、
救護室であんさんが休んでいるのが見えた。
ヤバイ事態が起こっているのか?と一瞬固まった。

救護エリアに入ると、看護師さんが、自分も休みたいのかと
思ったらしいが、友人がいるので話すだけだと伝えた。
話をしていると、怪我をしたわけではないようで安心。
ここまで来たのだから、しばらく休めば復活するだろうと思い、
ゴールで会う事を誓い合い先を急いだ。

しばらくシングルトラックの下りが続く。標高がさがると直に暑くなり、
プルオーバーを脱いで、パックにしまった。

下りになると団子集団が出来ていてなかなか抜かすことができない。
最初は、"Pardon"(すいません)、 "Merci"(ありがとう)
と言って抜かしていたが、世界中から人が集まる大会なのだから、
「通りまーす」「どうもありがとう!」と思いっきり日本語で抜かす事にした。
今時、ドウモアリガトウくらいはどこの国の人も知っているだろう。
日本人が通ったとわかれば抜かされる人も世界大会っぽくて雰囲気が
いいだろうと開き直ったし、状況が限られるだけに日本語でも意味が伝わり、
不思議と道を開けてくれる(笑)

山を下りきると、70km地点の大エイドのTrientに到着。

●Trient/70km/Time 15:02/766位

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深夜1時。ライトアップされた教会の間を抜けるとエイドのテントが見える。
(Trientの昼間の景色はここちら⇒■)

エイド内には80年代の懐かし洋楽ヒット曲が大きな音量で流れていて
パーティー会場のようなムードだ。VideoではYES/owner of the lonely heartが聴こえる。

他にも自分がいた時は、Peter Gabriel/Sledgehammerとか、
Duran Duran/New Moon On Mondayとかが聴こえてきてかなり気分転換になった。
今回のMYベストエイドはここ。

IMGP0279
UTMBの選手は既にスタートしており、Live Trailの順位をプロジェクターに投影しながら
中継をしていた。隣のPCを見ている人に、自分や他人の名前やゼッケン番号を伝えると、
ランキングを調べてくれる。

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IMGP0278
80年代のBGMを聴きながらいつものパターン化した食べ物を補給していると、
山頂で休んでいたあんさんが復活して追いついてきた。
追いついてきた時間を考えるとかなり飛ばして来たようだ。
既に麦のスペシャルドリンク(笑)をどこかで入手して注入していたようで、
いつもの元気を取り戻していた。
おそらく、このままゴールまで行けるだろう。
もしくは自分が抜かされる方かもしれない。
支度が終わり、自分の中で久しく来てなかった"いい感じ"の波が来ているので
先にエイドを出発した。

残り2つ目の山を登る。
距離は5kmで、標高差は700m程と、標高図を見ても同じような形をしていて、
相変わらず、ライトの先には長細い松ぼっくりと動物の糞があり、
先ほどと同じ山を登っているような錯覚に陥る。
(昼間の景色はこちら⇒■

つまらないと言えなくもないが、先ほどと同じだけのキツさを越えれば頂上だと
思えば精神的に楽だった。山頂のチェックポイントであるCatogneに到着。

●Catogne/75km/Time 16:54/729位

深夜3時前。
山頂付近から街の夜景が見渡せて、その綺麗さに思わず声を出してしまった。
こちらの街灯はやけにオレンジ色をしている。
そして下りになり、先ほどと同じように日本語で追い越しを
かけて、最後の大エイドVelocineに到着。

●Velocine/80km/Time 17:54/699位

早朝4時少し前。先のチェックポイントから丁度1時間で到達した。
先のエイドでハイドレーションをいっぱいにしていたので、
ここで水の補給は必要なく、軽く食事をとって短時間でエイドを出た。

エイドから外に出ると付近はまだ暗く、出口付近にはいくつもの焚火が
勢い良く燃えている。
燃え盛る焚火の間を抜けて歩いていると、ここはハリウッドではないが、
ターミネーターのテーマ曲が頭の中で鳴り響いた。
炎を見ると気分が盛り上がるのだろうか?最後の登りに向かって気合いが入った。
こういうちょっとした演出がUTMBの良さだ。

距離7km、標高差870m最後の登りを上っていると、相変わらず速い人に
どんどん抜かされたが、先に抜かした人が立ち止まっていて抜き返す場面も出てきた。
みんなギリギリのところで頑張っている。

IMGP0286
辺りが少し白みはじめ、霧の向こうに見えるのが頂上か?と思いきや、
歩みを進めるとその背後にもう1段高い山のシルエットが見えてくる。
高度計はとっくに頂上の標高なんだけど?
それを何度も繰り返し、なかなか頂上に辿り着かせてくれない。
最後にふさわしく、いやらしい登り道だ。

このあたりにくると、選手同士の間隔が広くなり、
前後に人が見えなくなり、自分1人だけになる瞬間が増えてくる。

早く終わってほしい、早くゴールに着いて欲しいと思いながら
ここまで来たが、この1年程この大会を目指して準備をしてきた月日を
考えると、まだ続いて欲しいという気持ちが強くなり、一歩一歩を大切に
走るようになっていた。
それだからか?昼間のモンブランが見通せる綺麗な景色より、
このガスにまみれたどこの山だかわからないトレイルを走っている光景が
妙に強烈に記憶に残っている。

日が昇りさらに明るくなると、時折モンブラン山郡の山頂のシルエットが
霧の向こうから見えたが、ほとんどがガスに包まれた状態だった。
ここを通過するのは雲が晴れた朝が良いかもしれない。
モンブラン山群を北側から南に向かって見通せる絶景ポイントなはずだ。
UTMBは通過時間を自分で調整して景色を楽しみながらながら走る(歩く)
楽しみ方もある。

霧の向こうからドーム型のチェックポイントが見えてきた。

●La Tête aux Vents/87km/Time 20:14/606位

朝6時15分。
ここが最後の頂上。もうこれ以上の上りは無い。
最後の山にふさわしく、苦しい登りだった。

ここからは下り基調となり、3kmほど進むと最後の小エイド(La Flégère)が見えてきた。

●La Flégère/90km/Time 20:48/572位
IMGP0287

朝6時49分。
LIVE TRAILの端末をチップに当てている時に、ボランティアスタッフが、
ゼッケンの国旗を見て「オハヨウゴザイマス!」と笑顔で挨拶をしてくれた。

UTMBのボランティアスタッフは何日もここで寝泊りしているし、
シフト制だとは思うが、睡眠も十分ではないはずだ。
しかし、何百人、何千人と通過してくる選手達に誰にでも変わらぬ笑顔で
対応してくれる。

あと10km無い地点なのだが、テントの中では8名ほど熱い飲み物を飲み、
暖をとって休んでいた。
甘いネスカフェのコーヒーを飲みたかったが、勢いが乗っているので、
休まず無補給で通過した。

この先はロープウェイ用の作業林道の砂利道をひたすら下ることになる。
砂利道から分岐で再びトレイルに入ると、日本のトレイルに似たシングルトラックで
傾斜の急なトレイルとなる。ここまで来ると走っている人は殆ど見かけず、
ゆっくり進んでいる人ばかりなので、どんどん抜かしていける。
しばらくつづら折のシングルトラックを下っていると、後方から走って来る
数名の話声と足音が聞こえてきた。

これまでは上りでは散々抜かれまくったが、下りでは抜かれた事が無かったので
妙に意地になってしまい、速度を上げて勢い良く下って引き離した。
そして、しばらくすると再び追いついてくるという意地の張り合いになる。

シャモニーのガイドブックには必ず載っている花がたくさんある
カフェ(レストラン フローリア)前を通り過ぎる。
意地の張り合いになってなければ写真を撮っていたのだが、
いつか来る機会があればここに来ようと、立ち止まらずに通りすぎた。

標高が下がり、シャモニーの街が近くなってきた。
目前にトレイルの出口が見えると、ハイドレーションが丁度空になった。
水の減り方を予測できているのは良い状態の証拠だ。

トレイルが終わったので気持ちに区切りがつき、意地の張り合いは終了。
立ち止まり、パックから日の丸buffを取り出していると、
先ほどから追いかけてきた人がこちらを見ながら横を通り過ぎていった。

ロードに出て、見慣れた朝のシャモニーの街を走る。もうゴールは目前だ。
通りすぎる人たちからBRAVO!の声援をもらう。

街の中心街に入ると、日の丸buffが目立つおかげで日本人の応援の方に
気がついてもらい、声援をもらった。
R0016916


そして、ゴール!

●Chamonix(GOAL)/98km/Time 21:48/519位 (出走1866人)

今回は笑顔でゴールゲートをくぐる事が出来た。

レース後のまとめはこちら⇒■


レース中レポートは信越五岳トレイルレース前に書き終えたかった。
大会まとめは後日…

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2009年9月14日 (月)

UTMB(CCC)レポート② Arnuva~Chanpex-Lac(55km)

ここまでの状況

●第1関門 Arnuva /26km/Time 05:36 /1405位 

IMGP0232
(Arnuvaを見下ろす)

今回のCCCを振り返り、一番厳しかった所を言えといえば、
Grand Col Ferret(フェレのコル)への登りだったと答える。

IMGP0220
標高差で768m、距離は5km程で、北丹沢の姫次の登りと同じくらいのコースだ。
他の日本人ランナーは1時間20分台で通過しているが、
自分はここを登り終えるのに1時間40分近くかかっている。

IMGP0241
失速の一番の原因は暑さだった。
木が無いコースで直射日光がダイレクトに当たる。
空気が乾燥していて、普段は汗でウェアが濡れてcoolmax素材による
冷却効果を発揮してくれるのだが、乾燥してしまうと冷却効果が出にくく
なってしまったのは予想出来なかった。
しかも、こちらは陽が落ちるのが遅く、午後16時でも真昼のように明るい。

暑さ対策で持ってきたsuuさんお勧めのMAGICOOL+だけが頼りだったが、
安っぽい名前と作りだが、これが上手く首の後で冷却効果を発揮してくれた。
これがなかったらもっと状態は悪くなっていただろう。

長い登りの途中、休んでいる青ちゃんに追いつくと、あの激塩っぱいスープと
ヌードルで胃がやられてしまったと言っていた。
海外レースは体力だけではなく、胃腸の強さも問われる。

その後、自分も脚が攣り、途中で休むこと数回。
ペースがどんどん落ちていった。

IMGP0219
前回レポートでは、こちらのトレイルランナーは下りは遅いと書いたが、
逆に上りは速い。自分も上りは遅くない方だと自負していたが、
こちらの一般トレイルランナーレベルでは遅い方に入ると思う。
ペースダウンしたことを差し引いても、抜かれまくる。

IMGP0242
写真の70歳を越えているであろう白髪の老人も上りが速く、上りで抜かされ、
下りで抜き返し、追いつき追い越されを何度か繰り返していた。

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暑さで朦朧としていた時に、エイドではないコース上の水場があり、
迷わず立ち止まり、カップに水を入れ、頭からかぶる。
水場を提供してくれている小屋の主人が苦笑してこちらを見ていた。
しかし、この1杯のかけ水でだいぶ調子が良くなった。
やはり暑さでやられていたようだ。
少し立ち止まっていただけなのに、先ほど抜かした老人が再び追いついてきた。

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(時々、TMBを歩くハイカーと出会う)

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山の影がだいぶ伸びてきて、高度計が間もなくGrand Col Ferretの標高を指してきた。
今度は風が冷たくなり、火照った体が冷えて体調も徐々に回復し、
先ほどのArnuvaでの食事の吸収が進んだこともあり体に力が沸いてきた。

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Grand Col Ferretのチェックポイントが遠くに見える。
ガイドブックを見ると、この辺はシーズンだと一面にお花が咲いている。
TMBを歩くならシーズン中に歩いてみたい。

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●Grand Col Ferret /31km/Time 07:18 /1356位

Grand Col Ferretの頂に到着。ここから先はスイスになる。
国境には柵のようなものは無く、パスポートも見せる必要もない。
サイドポケットにジェルを足し、動き始めた。

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この先は20kmにわたる緩い下りだ。地図では確認していたが、
ここまで緩い傾斜で、しかも長く見渡せるところとは想像できなかった。

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このトレイルを見たら誰もがアクセルを踏み込んで飛ばしたくなるだろうが、
ここで飛ばすと先が続かないはずだ。
心拍計を確認しながら粛々とイーブンペースで進んだ。

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写真の農家があり、自分の井戸を提供して私設エイドをしてくれているおじさんが、
あと3kmでLa Foulyだと教えてくれた。

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あの小さな町がLa Foulyだろうか?そう思いながら徐々に高度を下げていく。
足取りは復活傾向にあり、下りは抜かせそうな選手がいたら、積極的に抜かした。

途中、見覚えのある姿を前方に捉える。

suuさん。
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表情が全てを物語っているが、自分も余裕が無く一言二言会話をして先行した。

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Grand Col Ferretの上りで見事なストックワークでぶち抜かれたクロカン娘2名に追いつく。
高尾山をハイキングするような軽装なのに高速で抜いていかれ、印象に残っていた。
これでようやく遅れ分は取り戻しただろうか?

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La Foulyの街に降りるとしばらくロードが続く。
沿道には応援の人たちが暖かく迎えてくれる。
応援の子どもたちはゼッケンをしっかり見て、名前で応援してくれる。

●第2関門 La Fouly/40km/Time 08:39/1221位

La Fouly(ラ・フリ)に到着。
余裕が無く、エイド内の写真は無し。
食事が他のエイドよりも多いように思った。

再びsuuさんが追いついてきて、挨拶を交わした。
トイレに行っている間に見えなくなってしまった。

IMGP0272
La Foulyのトイレにはシャワーがある。
浴びる人はいないと思うが。


さらに暗さが増し、ウィンドブレーカーを用意して着ていたが、
La Foulyからも緩い下りが延々と続き、暑くなってきたのですぐに脱いだ。

La FoulyからChampex-Lacの間には小さな町がいくつかあり、
子供達が大活躍の私設エイドに出会える。

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かわいいので癒されるが、よく見ていると使用済みのカップは洗わずに、
誰かが飲んだカップにそのまま水を入れている(笑)
私設エイドでの水はマイカップに入れてもらうほうが良いだろう。

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Grand Col Ferre~La Foulyを経て、永遠と続くと思われた20kmの下りが終わり、
今度は登りになった。
上りの途中でライトが無いと歩けない暗さになり、ヘッドライト(Petzl MYO XP)を点灯。
今回は明るい時間帯は出来るだけ写真を撮り、暗くなったら走りに徹しようと思っていた。
ちょうどデジカメの電池も残り目盛が1個となった。

Champex-Lacに近くなると応援の人も増えてきた。
人の気配がしてふと後ろを振り返ると、応援の人たちが自分の背後に
ピッタリと着いて来る。しばらくしてから振り返ると、まだピタリと着いて来る。
自分が止まると立ち止まり、追い抜かない。
そうか、暗いので自分のヘッドライトを頼りに歩いていたのか(笑)

木々の隙間から、オレンジ色の街の灯りが見えてきて、
ライトに照らされた大きな白いテントが見えてきた。
Champex-Lac(第二関門)に到着だ。


●第3関門 Champex-Lac/55km/Time 11:14/1043位


Champex-Lacはこれまでのエイドと違い、かなり大きく、
200人以上はそこにいたように思う。奥には仮眠スペースがある。
ただでさえ選手が多いのに、さらに応援の家族も入り混じりごった返していた。
日本の大会では見られない光景だろう。
(今月開催される、信越五岳ではそういった光景が見られそうだ)

たくさんのテーブルが並び、席の空きを探す方が大変なくらいで、
多くの選手が長い休憩をとって食事を楽しんでいるように見えた。

ここではパスタも振舞われ、温かい食べ物には困らない。
しかし慣れないものは口にしない方が良いと思い、
これまで口にしてきたものだけにした。
このあたりから自分のエイドでの食事のパターンが決まってきた。

まず、エイドに入るとオレンジを4切れ食べ、バナナを食べる。
次にあの塩っぱいスープヌードルにフランスパン(激ウマ)を浸して食べる。
最後は甘いネスカフェのインスタントコーヒーで〆。
本場スイスで飲むネスカフェがいつもより美味しい気がするのは気のせいか?

行動食のジェルが残り少ない状態が続き、あと残り4つ程になってしまった。
残りの山が3つあり、下るとエイドがあるから、各登りで1個消費。
下ったらエイドで補給というパターンで行くしかない。
SUPER U(シャモニーのスーパーマーケット)のチョコバーを2本つかみ、
水を補給し、Champex-Lacを出た。


これまでのレポートの区間↓
Map02




ようやく半分越え…


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2009年9月 9日 (水)

UTMBで見かけたギアたち①

ギア好きのみなさん、お待たせしました(笑)
シャモニーには小さい町なのに、質の良いスポーツショップが数えただけでも
10軒はあったと思います。
その他、patagonia,millet,MHW,TNHなど公式ショップもあり、アウトドアギアには
困りません。


まずは、大会スポンサーのTNFから。
UTMB GEARS
これはUTMBの為に作られたと思われる、ENDURO 20(20L/395g)
確か、日本には入ってきてないですよね?

UTMB GEARS
明らかにRUN DMCのロゴのパロディ。あぁ、なぜ買ってこなかったのか。。。
(日本でも見たことあるような、ないような。。。)

場所はいきなりクールマイヨールに飛びます。
なんだ!この見たこともないポールは?!
UTMB GEARS

UTMB GEARS
FERRINOのTourというモデルらしいが、色を変えただけで某メーカーのOEMかもしれない。
4分割の折りたたみ式。

クールマイヨールのショップのディスプレイ
UTMB GEARS
McKINLEYのパックが一押しのようです。

こちらのショップではRaidlightが一押し。
UTMB GEARS
ランナーが何千人も押し掛けるシャモニーのショップではハイエナに荒らされた後の
ような状態ですが、クールマイヨールのショップには良い品が残っています。

再びシャモニーへ。
シャモニー最大のアウトドアショップのスネルスポーツにて。
ここにも見たことがない軽量ポールがズラリ。
UTMB GEARS
見ている傍から、ポールが飛ぶように売れていきます。
みんな事前に用意して来ないのかな?と思っていたら、それもそのはず、
UTMB参加者のエントリーIDカードを見せると15%OFFで買えるのだ。
普通の飲食店でも15%OFFが有効な店がある(全てではないので、入る時に注意)

小野さんの計らいで、スネルスポーツの隅に日本人選手用の連絡帳を置かせて
もらいました。
UTMB GEARS
携帯が無い人とはここで連絡を取り合っていました。

UTMB GEARS
こちらのトレイルランナーも、膝痛、腰痛には悩んでいるんですね。


話題休閑…

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