カテゴリー「【S2】 DIY/MYOG」の記事

2012年3月20日 (火)

「MYOGの世界」

MYOG


先日おこなわれた、Hiker's Depot主催の『Hiker's Party2012 Spring 「MYOGの世界」』 へ登壇者の一人として、また参観者の一人として参加してきました。

大会のレポートはJackieBoyさんのblogに詳細かつ的確な視点のレポートがあがっているので、そちらを是非みてください。自分は少し違った視点でレポートをします。


「ULとは何だったのか?」


先ず、MYOGを語る前にULについて触れたい。

UL(Ultra Light Hiking)とは超ざっくりと話しをすると、水と食料と着用している服を除き、リュックサックを含む山道具一式の重量が約4kg以下(ベースウェイト)という目安をもって実践するハイキングである。 数年前までは大手メーカーが重い製品ばかりなので、ULハイキングを実践するには高い送料を払いながらも海外のULガレージメーカーやショップから軽い道具を手に入れる必要があった。また、それでも約4kg以下にまとめるのは大変なので道具に手を入れたり、そもそも自分で軽い素材で道具を作ってしまおうというアクションが起こり、それがMYOG(Make Your Own Gear)と呼ばれる一つのスタイルとなり、タフな山漢(おとこ)達が空き缶からアルコールストーブを作ったり、ミシンを使うようになった。ULとMYOGはとても密接な関係UL≒MYOGと言ってもよかった。

しかし、ULハイカーが軽量化の試行錯誤や切磋琢磨する様子をSNSやblogで発表する様に追従するように、大手メーカーの開発力や新興ガレージメーカーの登場、そしてULギアを取り揃えるショップの努力で、超軽量でハイクオリティなギアやウェアが容易に手に入るようになり、ベースウェイトを達成する事はもはや特別な事では無い時代になった。

まさにULハイカーが理想とする環境がようやく来たと喜ぶべきではあるのだが…ではそんな時代に、


「なぜMYOGするのか?」


改めてアイデンティティを問われているのが、今のMYOGer達である。

MYOG

「もはや軽いだけでは済まされなくなったユーザー視点」


これまでは自作をすれば、ほぼマスプロダクツより軽いものを作ることができた。そして、軽いからクオリティはそこそこで良いだろいうという免罪符的な逃げ道があったのだが、マスプロダクツと変わらない重さなら、高い機材や素材をわざわざ購入して、貴重な時間も使い、なぜ低クオリティのものを作るのか?MYOGをする際にこの壁にぶつかるはずだ。見る側もそうだし、作った自分が客観視してもそうだ。

そういった岐路に立たされている中で、各発表者のそれぞれのアイテムは、なぜマスプロダクツに軽いものがあるのに作るのか?それぞれの今の時代との葛藤が見え隠れしていてとても面白く、今回のMYOGパーティーはそんな今だからこそ意味がある企画であったと思う。もし2年前にあったら、軽い!素晴らしい!だけで終わっていたのだから。

例えば、今回登壇したコッシーさんのコッシェルターやパックは敢えて機能をそぎ落とし「ミニマリスト」というコンセプトを打ち出していた。ベイクドポテト君のダウンのリストウォーマーを二つ連結してネックウォーマーにする機能を持たせたり、2人用のbibyシェルターというこれまでにない斬新なアイデアのアイテムを作り出す方向を打ち出し。Ogawandさんはガレージメーカーやメジャーなメーカーが忘れていたショルダーハーネスに着目した目から鱗の背負いやすいリュックサックを作り、高機動さんのリュックサックやsanpoさんのCFストーブは新興のガレージメーカーの追従を許さないハイクオリティさをさらに突き詰める方向へ進んでいる。

MYOG


「それぞれのアイデンティティを明確に打ち出していかないといけない時代になった。」


道具というものは必ずアイデンティティはあるわけだが、「軽さ」という圧倒的なアドバンテージが無くなった事でより明確に「それ」を求められるようになった。人に売るかどうかは別として、アイデンティティがあるものは言わなくても滲み出てくるものだし、そこに共感できた人はいくらそのアイテムの値段が高くても欲しいと思える。これはMYOGに限らず物が溢れている今の時代で売れているものはみんなそうだと思う。


「MYOGをすることで得られるもの」


上記ではアイデンティティなど小難しくハードルの高い話をしてしまったが、下手でもいいしマスプロダクツより重くてもいい。先ずは自分が作りたいと思う欲求に従うままに思いついたアイデアでまず作ってみて欲しいと思う。自分で道具を作ることで、縫い方一つにどういった意味があるのか?この値段でそれが買える企業努力というものが痛いほどわかってくるはずで、道具を見る目は大きく変わるだろう。その上で自分で作るのか?既製品を買うのか?目利きの力が生まれてくる。自作に慣れてきたら改めて、マスプロダクツを驚愕するアイテムを生み出せば良いと思う。最初から高い所は狙わなくて良いと思う。


「道具は自然と自分の間をつなぐもの」


そして、自分で作った道具は自分が知り尽くしているものだから、これを自然と自分との間に置くことで、より自然への密接度が高まるはずだ。道具は自然と人との間に入る緩衝剤みたいなものだと自分は思っている。道具がわかればどこまで道具を小さく、軽くできるのか?限界点がわかるようになってくる。自然と自分との折り合い点をより理解できる近道になるはずだ。単に既製品との比較ではなく、


「本来のMYOGの王道がそこにある」


と思う。


MYOG
(熱心に見入る参加者達)


今回のような道具の発表会となると、アイデアや斬新さに目が行きがちだが、特に目立つ工夫は無いが自作の道具で行った山行がどう素晴らしかったか?これは伝えるのは難しい。なので、そういった視点がある事を忘れずに我々は今後もMYOGと向き合っていくべきだと思う。

先にも書いたが、先ずは自分で思い描くものを欲求に従うままに、是非作ってみてほしい。出来上がったものがどうであれ、これからの山を続けていくのなら得られるものはとても大きいはずだ。また、これといって明確に作りたいアイデアはないが、自作の道具を作ってみたいという人は、海外通販となるがULハイカーの祖ともいえるRay Jardineのサイトから自作のキルトやタープのキットを買ってみるのも良いだろう。今回の登壇したMYOGerもこのRayのキットから始めた人もいる。また、ある程度縫物の知識がある人は、国内のOutdoor Material Martで素材を手に入れても良いだろう。MYOGは縫物に限ったわけではなく、家にある空き缶でストーブを作ってみたり自分が作りたいと思うものなら何でも良い。また、今ある既存のアイテムに何かアレンジを加えたり、逆に何か外したりするだけでも良い。会場にGoLiteのiONにゴムをつけたメッシュの袋をすっぽりと履かせてメッシュポケットを加えた人がいたが、とても感心したアレンジだった。そういうアプローチはアリだと思う。


MYOG
(イベントの最後に発表されたMYOGギアが並べられ、参加者が採点をおこなった)


「次回開催へ向けて」


ミシン何を買ったらいいでしょうか?また、斬新なもにではないけれど、こんなものを作って、こんな旅をしました。など、そんな話ができる場(MYOG JAPAN)がfacebookに用意されているので、興味がある方は参加ボタンを押して欲しい。おそらく今回目立ったbloggerのMYOGアイテムはほぼ全弾撃ち切ったと思われるので、新しいMYOGerとアイテムの登場をみんなが待ち望んでいる。

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2011年8月 3日 (水)

3年目

RS-98

2008年からハンドメイドのストック製作をスタートして3年目が始まって飛び込んできた嬉しいニュースの紹介です。

先日の日本初100マイル・トレイルランレースとなった、OSJおんたけウルトラトレイル100mileの初代女子優勝のjunさんに2009年のcccで製作したRS-98を使用いただきました。

仲間の優勝の嬉しさと、多少なりとも100マイルトレイルレース女王のサポートが出来た嬉しさ、そして当初、100kmレースの耐用を目安に製作していたのですが、100マイル(160km)レースでも使える、しかも3年目の物で、という事に自分でも驚きを感じています。

さらに、同CCCを走ったあんさんも同日開催された野沢4100D(65km)でRS-98を使用して、見事女子年代別入賞と続々と嬉しいニュースが届きました。

さて、上の写真は昨年の代替UTMBとハセツネを完走したNさんのRS-98ですが、今月下旬に開催されるUTMBに向けてメンテナンスをしたものです。左側は交換した新しいグリップです。製作だけではなくメンテナンスも対応しています。届いたものを見て、使ってもらっているというのがわかると製作者としては本当に嬉しいかぎりです。

RS-98K

そして…新たなモデルも製作進行しています。
製作を開始した当初は軽さと剛性に満足のいくストックが無かったから作っていたのですが、ここ2年くらいでマスプロダクトで超軽量のストックが手に入る時代になりました。その為、ひとつの方向性として長さやグリップに至るまで、依頼者の要望通りに製作するフルカスタマイズモデルを細々と製作をしています。

今回はチラ見せで、このモデルは紹介はまた後日。


…奇跡の3日間連続投稿(笑)

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2010年4月28日 (水)

トレイルスタイル&RS-166

発売中の「TRAIL STYLE」に自作ストックを取上げていただきました。

これまでは「トレイルランナー」という誌名で毎年発売されている楽しみにしているこの本にまさか自分も混ざって掲載されるといのは嬉しいとともに、不思議な感覚がします。これで顔がバレてしまいましたので、アウトドアショップに行くと「また奴が来た(しかも買わないよ)」と思われることでしょう(笑)

TRAIL STYLEは、毎回これでもか!とたくさんのギアが載っていますので、今シーズンの装備検討・比較には有効な情報源になると思います。

さて、新作のスティックが出来たので以下紹介します。
TRAIL STYLEには写真のみ載っています。

RS-166/RS-98
写真は左が新作のRS-166。右がRS-98(これまでCCC.verと呼んでいたもの)です。
98とはCCC(98km)という意味で、166はUTMB(166km)での使用を想定して製作したものです。

RS-98は頻繁に持って走る事を想定し、剛性よりも軽さとコンパクト性重視のスペックに
なっていますが、このRS-166は歩きの割合が多いロングトレイルでの使用を目的に製作し、RS-98より厚いカーボンパイプで、70kg前後の人なら両ストックを持った状態で全重心をストックにかけても折れない剛性を目指しました。

グリップは短く持ったり、長く持ったりできるようRS-98の倍の長さにしました。上りでは短く持ち、下りでは長く持つなど状況にあわせた持ち方ができます。

また、ロングトレイルを歩き続けることからパックにしまわずに始終使用し続けると想定して2本折にしています。これは剛性を高める為と軽量化の両方の為です。
RS-166

RS-166
RS-166の実績としては、昨年のハセツネで怪我から復帰したもりもりさんに使用していただき完走(歩)。そして今年のPTLを目指している蚊取り線香さんに先日のOXFAMトレイルウォーカー(100km)で使用していただき、完歩されました。

重量はストラップ含めて125g(115cm)でした。
RS-240

2本折だと持ち運び時に大きくて邪魔になるので、専用のオリジナル収納サック(タイベック製:16g)がおまけで付属しています。
TVK
紐はUTMB(フランス主催)ということでトリコロールカラーになっています。


ラインが長くなるのでマジックテープでストッパーを作成しましたが衣類にひかっかるそうで、この機構はボツ。
RS-166
次から製作するものは別の機構にします。まだまだ細かい点で検証が必要そうです。

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2010年3月30日 (火)

Reason

遅くなりましたが、現在発売中のトレイルランニング・マガジンでRunning Stick(自作ストック)を紹介していただきました。こんなマニアックなものを取り上げもらい、ありがとうございます。今回はマスプロダクトと並んでの紹介ということでどんな耐久テストをされるのかとドキドキしていましたが、そういったテストは無かったようです。

マスプロダクト製品と比較して違う点は、グリップとラインになると思います。これまではカーボンの超軽量トレイルラン向けのストックは発売されていませんでしたが、今後各社から出てくるようなのでカーボンを使用している事は明確な差別化にはならなくなりました。

グリップはコルクグリップを使用しています。値段はEVAの3~5倍ほどします。
ラインは現在は1m 500円の伸びにくい強力なラインを使用しています。
今ベストと思える素材を値段に関係なく使用しています。これが手作りの最大のメリットかもしれません。

グリップをコルクにした理由としては、軽量化という意味もありますが、汗や雨で濡れた時でも一定のグリップ力を発揮する為です。特に汗をかきやすいトレイルランでは手が濡れている事の方が多いのでコルクグリップは適していると思います。

高価なラインを使用するのも山で使用中に水分を吸ったり、使用頻度からのラインの伸び現象を抑える為です。
また、記録を争うトレイルランにいおいてラインが切れて修理する時間はありませんので、絶対に切れないという過剰すぎるくらいの強力なラインを使用しています。

カーボンパイプは非常に高価で、同じ軽さのアルミパイプの約8倍ほどの値段です。しかし、カーボンと同じ剛性のアルミパイプにした場合、話にならないくらい重くなるので、単に重さだけでは比較できない重さと剛性のスペックが存在します。

そのカーボンパイプの長所は軽くて丈夫な点ですが、欠点としてはピンポイントに強い負荷がかかるとその部分が簡単に折れやすい点です。特に接合部はテコの原理が作用して集中的に負荷がかかるので、何も対策しないと簡単に折れます。

その為、カーボンパイプの分割する接合部にアルミパイプを手作業で加工した補強パーツを追加しています。しかし、カーボンパイプやアルミパイプのサイズに微妙な個体差がある為、手で削って微調整しています。そこに一番時間を要しています。

P1060008
(とうとうルーターまで導入しました)

現在製作中の新バージョンの補強パーツは、市販のアルミパイプに丁度良いサイズが無く、ある家具の部品を加工して使っています。その家具パーツもお店で売られている状態では袋に入っていてサイズはわかりませんでしたが。おそらく使えるかもしれない!という目測の賭けで買ってきて、サイズがピッタリだった時はガッツポーズでした(笑)

P1060012_2
(やはり仕上がりはいいですね)

というわけで、長い前振りでしたが、先日4月26日発売のTrail Style 2010(トレイルランナー.jp)からRunning Stick製作等の取材を受けました。(取材を受けた事は書いて良いとお許しいただいています。)

昨日の今日なのでどんな内容になるかは全くわかりませんが、これまで秘密にしていた部分は全部公開しました。見れば「あー、そんなものか」と思うかもしれませんが、こうして実戦で使えるレベルに至るまでの素材集めや試作やテストの結果や先に書いたこと等がそこに現れている…と思ってもらえれたら幸いです。

ちなみに、せっかくのオーダーメードなので使う人の要望にあわせて長さを調整しています。
(今のところは身近な人から依頼があれば製作を受けている段階です。)

mix
上が現在製作途中版です。下は昨年のUTMB(CCC)で使用されたjunさん使用モデル(現在メンテ中)です。
新作は完成まではしばらくモザイクにしておきます(笑)


ん?今は何位だ?!…



この号のトレーニングのページが自分のバイブルになっています。

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2009年9月12日 (土)

Running Stick(CCC version)使用レポート

IMGP4218

9月10日発売のBE-PAL 10月号 にRunning Stickが紹介されました。
そして、偶然にも同じく10日発売のTrail Running Magazine タカタッタ(No.4)
で、昨年のモデルが1年後に紹介されました。こちらは忘れかけていたので
ビックリでした。紹介していただきありがとうございます!

そして、BE-PALで紹介されたRunning Stickですが、
先日のUltra-Trail du Mont-blanc (CCC)で実際に使用した実物(上写真)を、
現在、三鷹のhiker's depotに一時(9月下旬頃まで)置かせてもらっています。
もし、見たい、触りたい、計りたい(笑)という方は、
hiker's depot店主にお問い合わせください。

そして、今回の使用レポートは趣向を変えて、
同モデルを使って、OSJおんたけ100KとCCCに出走した
3名に使用レポートを書いてもらったので、以下に紹介します。

仲間だが、今後の為にも遠慮せず書いてほしいと言いましたが、
ある程度気を使ってもらっているかと思います(笑)

                                                                                                               

まずは、suuさん

_7651662moy

>以下参考になれば。
>・圧倒的に軽い!
>・材質上?地面からのテンション(跳ね返り力)があってリズムがとり易いです
>・片手持ちで走ると、ストラップ部分が絡まります(しばらく放っておくと直る!)
>・使用頻度に応じてラインのテンションが緩めになる?
>ccc中、セットしたつもりがセットされていなかったことが1度だけありました。

使用レポートありがとうございます。
現在ラインはケブラー製のラインを使っています。
これは"絶対に切れない"ということを重視して採用しましたが、
自分も使っていてわかったのが、湿気を含むからか?
使用しているとだんだん伸びてくるようです。
また、ラインの毛羽立ちもあり現在一番改善したい部品です。

外れる現象は、走るとラインが揺れるのでフックから外れて
しまうようです。
ストラップにマジックテープのLOOPをつけてそれとラインを
シャフトに留めて揺れないようにする対策を考えていましたが、
最近、伸び難く、揺れても外れにくいラインの候補が見つかったので、
もしテストで上手く行けばそれに交換します。

                                                                                                             

続いて、女性トレイルランナーの視点から、

junさん

_7693513moy

>
>正直なところ、ポールを使用してトレランするのには抵抗がありました。
>上手く使いこなせなければ、逆にパフォーマンスが下がるのでは?
>怪我とかしちゃうかもしれないし・・・。
>後ろ向きな気持ちを一気に180度変えてくれたのは、
>富士登山で使用したときのこと。
>富士山は2回目でしたが、今回はrunning stickを投入することで、
>以前とは比べものにならないほど、ラクに頂上まで登ることができました!
>ラクすぎて、頂上で達成感を感じられないほど(笑)!?
>その時、「これがあれば、モンブランは登れる!」と確信しました。
>
>さて、本番。
>CCCでは、レース直後のトレイルの上りから、最後のチェックポイントである
>La Flegereまで片時も手放すことはありませんでした。
>私はまだまだ練習不足だったので、使用するのは上りのみで、下りは片手に
>持って走りましたが、さすが1本95g!手に持って走っても全く気になりませんでした。
>そして、登りはもうこれなしでは進めません!!
>途中、ピークに向かうにつれて霧が濃くなって、何度もコースを見失いました。
>running stickをしまって、ポケットにあるハンドライトを使用することも考えましたが、
>とてもrunning stickなしでピークまでたどり着けるとは思えません。
>迷わずライトなしで進むことを選びました。
>実は、相当running stickに頼っていた(力をかけていた)ようで、
>手に引っ掛ける紐が食い込んで、左手の親指が暫くしびれたままでした。
>(私の使用方法がよくなかったのかもしれません。)
>でも、それくらい力を入れてガツガツと使用しても、全く心配のない強度です!
>お陰さまで、ゴール後も足の筋肉疲労はほとんどありませんでした☆
>running stickなしでは、完走できなかったと思います。
>ランブラーさん、本当にありがとう!!感謝、感謝です!
>
>jun

使用レポートありがとうございます。
ストラップは軽量化の為に、幅を細めにしたので
食い込みやすくなってしまったようです。
太いストラップだと若干重くなるのですが、
レポートを読んで、長時間使用の快適さを考えると、
太いストラップにした方がいいのかなと思いました。

しかし、筋疲労がないのはstickのおかげではなく、
自身がそう思ってないだけで、実はストックの使い方が
上手いのかもしれません。
ちなみに、自分は使っても筋疲労しまくりです。

ライトはサブでPETZL e+Lite(27g) があると重宝しますよ。


                                                                                                             

同じく女性トレイルランナーの

あんさん

_7645397moy


>今回(CCC)はストック大活躍でした。
>そしてあのストックホルダー。
>走っていても全然気にならず、後ろにストックを収める必要が全くありませんでした。
>ホント有難うございました!
>
>感想は、毒吐く私でも辛口意見は一つもないくらいとっても使いやすかったです。
>握り心地、軽さ、収納しやすさ、強度、どれも素晴らしいものでした。
>
>顔面からコケそうになる事数回、とっさにストックをついて顔面ダイブを回避しましたが
>何の不安もありませんでしたし、後ろの人に何度か踏まれてしまったけど大丈夫でした。
>
>初めのうち、石突ゴムをつけたまま使用したところ、登りではストックが長い分、
>地面との角度がつくため滑って使いにくかったのですが、石突ゴムを外してからは問題なし。
>そのかわり、岩と岩の間に挟まって引き抜くストレスはちょっとありましたが、
>こちらはどのストックでも同じ事でしょう。
>
>こんな感じでいかがでしょうか?

使用レポートありがとうございます。

(補足しますと、ストックホルダーとは、CCC大会前夜にバンジーコードで
作ったもので、ショルダーストラップにストックを留めて、脇の下で挟める
シンプルなものです。)

実はコケた時の衝撃には耐えられ無いだろうと思っていたのですが、
接合部に強化パーツをつけたので、それが踏ん張ってくれているのだと
思います。

岩の隙間に入るのを回避するには、バスケットがあると良いです。
LEKIのトレッキングバスケットSが使用できるので、これを先端に
着けてもらえばぬかるんだ山道や岩場でもストレス無く使えます。
柔らかい路面の多い国内のトレイルで使う場合は、小さいバスケットが
あった方が良いです。

                                                                                                            

そして、もう一方、以前も紹介しましたが、マカニ・トモさんのレポートはこちら
                                                                                                            


今回は重要な大会でstickが第三者に使用されるということで、
大会とは別の部分での勝負が進行していたわけですが、
みんなが安全に、そしてstickも折れずに帰ってきてくれてホッとしてます。
そして、既製品の苦労が改めて良くわかりました。



UTMBの路面は予想以上に固かった…


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2009年8月 3日 (月)

OSJおんたけウルトラトレイル100km 装備レポート

おんたけウルトラトレイル100K時の装備の一部についてレポート。


●カーボショッツ/エレクトロライトショッツ
Shotzelectrolyte
出発前に自分の周った都内のショップでアスリートソルトが
どこ行っても品切れ。
会場のブースで売っていることに期待していたら、ここにも置いてなくて、
高いカーボショッツのエレクトロライトショッツを購入。
20タブレットで2400円。1タブレットで500mlだから、
20回使えると考えると、そう高いわけではない。
10個で1200円ならもっと売れると思う。

この微炭酸のシュワッと感がけっこう長い間続くので、
リフレッシュされて良い。久々のヒットでした。
炎天下で試してないですが、おんたけ100Kでは足攣り無しでした。


●スマートウール/PhD トレイルランニング ミニ

おんたけのガレ道は酷いときいていたので、クッション性の
あるソックスを探していて、これを試してみた。
足裏にはテーピングしまくりだったのもあり、
足裏の痛みは、数日後に少し痛いかな?レベルで収まった。
(シューズはバスクのブラーSL)
それよりも雨で道が悪く、シューズが濡れまくりだったのだが、
水はけと保温性が良くてすぐに乾いて快適だったので、
水溜りは思いっきり突っ込んで行けた。
アウトドア教則本にはよく書かれていることだが、
特に雨の日はメリノウールのソックスに限る。


●running stick(CCC バージョン)
Rstick
今回は、suuさん、Junさん、あんさんの3名に最新版を使用して
もらった。(自分のは強化パーツ対策の無いバージョンを使用)
重さは1本80gに抑えたかったが、強化パーツを加えたので
1本90g程となった。

8月のUTMB(CCC98km)に出場する各名の仮想CCC対策となる、
今回のおんたけ100Kということもあり、みんなのstickが折れてないか?
走りながら時々心配をしていた。

suuさんは近くで何度か使っているのを見ていて心配は無かった。
第3CPで前方に全く知らない人が見覚えのあるstickを使用していて、
なんで持っているだろう?と不思議だったが、すぐにsuuさんが
貸したのだとわかった。脚を傷めていた選手にstickを貸してあげたらしい。
(こういうことがサラっとできるのが、男だねぇ…)
その選手も無事ゴールしていたので耐久性実証としては
まずまずの結果を残せた。(⇒suuさんレポート)

そして、Junさんは女子総合4位入賞!と自慢できる実績を残して
くれましたが、stickの使用頻度は多くなかった?(笑)


●GoLite/Virga Jacket

大会中、雨の酷い時に上だけ着用。持っていながらも雨に当たったことがなく、
雨中での使用は今回が初めて。
防水ジャケットで重さ221gと、今となっては軽い方ではないが、
昨年買ったときは最軽量部類で、大きな湿気排出口があるわけでも無いので、
軽量化優先と割り切っていたが、
今回ダム湖畔の林道を汗だくで行動していながらも、予想を裏切る
透湿性で快適だった。

表面の撥水効果も有り、表面に水が残らないのが、透質性能をしっかり
引き出していたのだと思う。このジャケット以外にもいえることだが、
メンテナンスで撥水性能をキープすることが透湿性には重要だと思った。
値段と重さと性能を考えるとコストパフォーマンスの良い
防水ジャケットだと思う。


谷川岳残りレポ、高妻山、富士山…レポート溜まりまくり中…

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2009年6月 9日 (火)

祝賀会【番外編】

先のエントリーでの鏑木選手の優勝祝賀会で
ランステ発注をしてもらったこの夏のUTMB来年のTAJRに挑む方々が
全員揃っていたので、どうせオーダーメードなら合ったサイズにしようと、
側でコソコソと採寸会。※写真のポールは市販のポールです。
R0016036suu
suuさん、後ろから見られてますよ(笑)


そして、早速カーボンポールが届きました。
R0016083
UTMBやTJARは相当過酷なレースなので、今回は軽さはそこそこだけど剛性重視設計。

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2009年4月13日 (月)

Running Stick (試作ver)

作りかけていたポールをようやく作成。
カーボンカッターと鉄鋸を揃えたので工作がしやすくなった。

トレイルランニング使用を主とした使い方で、
トレッキングポールという言い方が合わないので、
仮でRunning Stickと呼ぶことにした。略してランステ(笑)
もちろん歩きでも使用可能。

RSTICK_proto
115cm 57g [per pole] without basket and strap.

RSTICK_57
2つ折り。ストラップ、バスケットは含めずで1本57g。

前作と違いは、
・カーボンを細くしたことによる軽量化。
・市販のLEKIのフレックスチップ(石突き)を付けたこと。
 バスケットやゴムキャップはLEKIのものがそのまま使える。
・グリップのガイラインを留める所にアルミパイプを使用。

重さは、アウトドア系腕時計で有名なSUUNTO VECTORが55g。
昨年のハセツネで大ブレイクしたハンドライトのGENTOS 閃 SG-309は60.5g(電池無し)。
と書くとイメージしやすいだろうか。
持って走っても走力を邪魔しないよう、小型のハンドライト以下の
重量を目標値にした。

しかし剛性はどうだろうか?
今回のカーボンは軽いが前回よりも剛性は上がっているハズだが、
体重をかけるとしなるし、実際の山ではどんな角度で体重がかかるかは
予想が出来ないので、現場でテストしないとわからない。

近所の公園でテスト後、実際の山では今度のハセツネ30K
初使用となる予定だが、ハセツネ30Kは距離も短く、
制限時間も厳しいのでトレッキングポールを使う場面は少ないと思うが、
こういう短距離でも持っていても苦にならない軽さであれば、
走力を邪魔せず、脚への負担も軽減できるという働きをしてくれる
ことを期待している。

次回からは禁止になるかもしれないので、
第一回の記念に使っておくのも良いだろう…






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2008年12月 9日 (火)

UL Trekking Pole #3 (1)

第3弾制作中。
ULTP03
今度は石突きをつけて、グリップも黒にしてみた。
写真の石突きはたまたま売っていたLIFE-LINK製を買ってしまったが、
先ゴムやバスケットなどの部品が売っている所が少ないので、
LEKI製に変えるかも?

前作のカーボンシャフトはガチガチに硬かったが、
今回#3は薄く細いシャフトにしたので軽くなった分、しなるようになった。

はたして実用に耐えうるのだろうか?

さらに軽く、強く、に挑戦…

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2008年12月 1日 (月)

Glass Strap

(サン)グラスストラップを自作してみた。
Sun Glass Strap
作った動機は、アウトドアショップのレジ付近にぶら下がって売られているストラップでは
眼鏡のイヤーパッドの形状によっては合わない場合もあることと、
3,40cmの紐にしては1個1000円以上するので自作しようと思った。

使用目的としては、主に通勤ラン用の用途として使用。

既製品のストラップ類は普段生活用で紐が長めにできているので、
走ると邪魔になる→短く

多少の伸縮性と締め付け感が欲しい→ショックコードにした。

●眼鏡のイヤーパッドに通す輪っかの部分
ショックコードの先はライターであぶって毛羽立たないようにして、
小さく輪を作って糸で縫ってグルグル巻きにした。
眼鏡が外れないように輪はギリギリまで小さくした。
Sun Glass Strap
ここの処理はもっとカッコよく、上手いやり方がある気がする。
カバーとしてのギボシ端子は結び目が耳に擦れて痛くならない程度のもので、
特に無くても良い。

●コードロックとコードロックストッパー
コードロックからショックコードがすっぽ抜けないように、工具箱を漁って
ワッシャーがあったので、それを使ってストッパーとした。
Sun Glass Strap
手作りアクセサリー売り場などにコレに変わるカッコいいアイテムがあると思うのだが、
今回はこれで妥協。

●完成
装着イメージはこんな感じです。
Sun Glass Strap
締め付け感が微妙に調整できて、走っても揺れずにしっかりフィット。
ショックコードは白いドットのところが反射素材になっていて、
夜間走行時も後方に存在を知らせることができる。

●材料費は、

  • ショックコード:250円/1m
  • コードロック:130円
  • ギボシ端子:160円

計540円

と、思ったほど安くない。
(余ったショックコードで3本ほど作れるので、ある意味安いが、、、)

円高還元お願いします…

[05] Equipment , 【S2】 DIY/MYOG | | コメント (6) | トラックバック (0)