« UTMBで見かけたギアたち① | トップページ | UTMB(CCC)レポート② Arnuva~Chanpex-Lac(55km) »

2009年9月12日 (土)

Running Stick(CCC version)使用レポート

IMGP4218

9月10日発売のBE-PAL 10月号 にRunning Stickが紹介されました。
そして、偶然にも同じく10日発売のTrail Running Magazine タカタッタ(No.4)
で、昨年のモデルが1年後に紹介されました。こちらは忘れかけていたので
ビックリでした。紹介していただきありがとうございます!

そして、BE-PALで紹介されたRunning Stickですが、
先日のUltra-Trail du Mont-blanc (CCC)で実際に使用した実物(上写真)を、
現在、三鷹のhiker's depotに一時(9月下旬頃まで)置かせてもらっています。
もし、見たい、触りたい、計りたい(笑)という方は、
hiker's depot店主にお問い合わせください。

そして、今回の使用レポートは趣向を変えて、
同モデルを使って、OSJおんたけ100KとCCCに出走した
3名に使用レポートを書いてもらったので、以下に紹介します。

仲間だが、今後の為にも遠慮せず書いてほしいと言いましたが、
ある程度気を使ってもらっているかと思います(笑)

                                                                                                               

まずは、suuさん

_7651662moy

>以下参考になれば。
>・圧倒的に軽い!
>・材質上?地面からのテンション(跳ね返り力)があってリズムがとり易いです
>・片手持ちで走ると、ストラップ部分が絡まります(しばらく放っておくと直る!)
>・使用頻度に応じてラインのテンションが緩めになる?
>ccc中、セットしたつもりがセットされていなかったことが1度だけありました。

使用レポートありがとうございます。
現在ラインはケブラー製のラインを使っています。
これは"絶対に切れない"ということを重視して採用しましたが、
自分も使っていてわかったのが、湿気を含むからか?
使用しているとだんだん伸びてくるようです。
また、ラインの毛羽立ちもあり現在一番改善したい部品です。

外れる現象は、走るとラインが揺れるのでフックから外れて
しまうようです。
ストラップにマジックテープのLOOPをつけてそれとラインを
シャフトに留めて揺れないようにする対策を考えていましたが、
最近、伸び難く、揺れても外れにくいラインの候補が見つかったので、
もしテストで上手く行けばそれに交換します。

                                                                                                             

続いて、女性トレイルランナーの視点から、

junさん

_7693513moy

>
>正直なところ、ポールを使用してトレランするのには抵抗がありました。
>上手く使いこなせなければ、逆にパフォーマンスが下がるのでは?
>怪我とかしちゃうかもしれないし・・・。
>後ろ向きな気持ちを一気に180度変えてくれたのは、
>富士登山で使用したときのこと。
>富士山は2回目でしたが、今回はrunning stickを投入することで、
>以前とは比べものにならないほど、ラクに頂上まで登ることができました!
>ラクすぎて、頂上で達成感を感じられないほど(笑)!?
>その時、「これがあれば、モンブランは登れる!」と確信しました。
>
>さて、本番。
>CCCでは、レース直後のトレイルの上りから、最後のチェックポイントである
>La Flegereまで片時も手放すことはありませんでした。
>私はまだまだ練習不足だったので、使用するのは上りのみで、下りは片手に
>持って走りましたが、さすが1本95g!手に持って走っても全く気になりませんでした。
>そして、登りはもうこれなしでは進めません!!
>途中、ピークに向かうにつれて霧が濃くなって、何度もコースを見失いました。
>running stickをしまって、ポケットにあるハンドライトを使用することも考えましたが、
>とてもrunning stickなしでピークまでたどり着けるとは思えません。
>迷わずライトなしで進むことを選びました。
>実は、相当running stickに頼っていた(力をかけていた)ようで、
>手に引っ掛ける紐が食い込んで、左手の親指が暫くしびれたままでした。
>(私の使用方法がよくなかったのかもしれません。)
>でも、それくらい力を入れてガツガツと使用しても、全く心配のない強度です!
>お陰さまで、ゴール後も足の筋肉疲労はほとんどありませんでした☆
>running stickなしでは、完走できなかったと思います。
>ランブラーさん、本当にありがとう!!感謝、感謝です!
>
>jun

使用レポートありがとうございます。
ストラップは軽量化の為に、幅を細めにしたので
食い込みやすくなってしまったようです。
太いストラップだと若干重くなるのですが、
レポートを読んで、長時間使用の快適さを考えると、
太いストラップにした方がいいのかなと思いました。

しかし、筋疲労がないのはstickのおかげではなく、
自身がそう思ってないだけで、実はストックの使い方が
上手いのかもしれません。
ちなみに、自分は使っても筋疲労しまくりです。

ライトはサブでPETZL e+Lite(27g) があると重宝しますよ。


                                                                                                             

同じく女性トレイルランナーの

あんさん

_7645397moy


>今回(CCC)はストック大活躍でした。
>そしてあのストックホルダー。
>走っていても全然気にならず、後ろにストックを収める必要が全くありませんでした。
>ホント有難うございました!
>
>感想は、毒吐く私でも辛口意見は一つもないくらいとっても使いやすかったです。
>握り心地、軽さ、収納しやすさ、強度、どれも素晴らしいものでした。
>
>顔面からコケそうになる事数回、とっさにストックをついて顔面ダイブを回避しましたが
>何の不安もありませんでしたし、後ろの人に何度か踏まれてしまったけど大丈夫でした。
>
>初めのうち、石突ゴムをつけたまま使用したところ、登りではストックが長い分、
>地面との角度がつくため滑って使いにくかったのですが、石突ゴムを外してからは問題なし。
>そのかわり、岩と岩の間に挟まって引き抜くストレスはちょっとありましたが、
>こちらはどのストックでも同じ事でしょう。
>
>こんな感じでいかがでしょうか?

使用レポートありがとうございます。

(補足しますと、ストックホルダーとは、CCC大会前夜にバンジーコードで
作ったもので、ショルダーストラップにストックを留めて、脇の下で挟める
シンプルなものです。)

実はコケた時の衝撃には耐えられ無いだろうと思っていたのですが、
接合部に強化パーツをつけたので、それが踏ん張ってくれているのだと
思います。

岩の隙間に入るのを回避するには、バスケットがあると良いです。
LEKIのトレッキングバスケットSが使用できるので、これを先端に
着けてもらえばぬかるんだ山道や岩場でもストレス無く使えます。
柔らかい路面の多い国内のトレイルで使う場合は、小さいバスケットが
あった方が良いです。

                                                                                                            

そして、もう一方、以前も紹介しましたが、マカニ・トモさんのレポートはこちら
                                                                                                            


今回は重要な大会でstickが第三者に使用されるということで、
大会とは別の部分での勝負が進行していたわけですが、
みんなが安全に、そしてstickも折れずに帰ってきてくれてホッとしてます。
そして、既製品の苦労が改めて良くわかりました。



UTMBの路面は予想以上に固かった…


|

« UTMBで見かけたギアたち① | トップページ | UTMB(CCC)レポート② Arnuva~Chanpex-Lac(55km) »

コメント

すみません私は勝手にランブラーストックと名づけています(笑)。

なんといっても、私が選んだベスト・トレラン・グッズ・オブ2008ですから(笑)、よりハードな状況での使用レポートをお望みでしたら、私に貸していただければ、相当荒っぽくつかいますので、いいレポートが出来ると思いますよ(笑)。


それにしても・・まぁ、大したものだね、こういう風に大成できたのも、ご自身の飽くなき追求心にあると思っています。

あ、まだ・・ランブラーさんが、モンブランの長いほうを完走するまでは、大成という言葉は早すぎるかもしれないね。


・・先日、ふとしたきっかけで、間瀬さんにランブラーストックを勧めたんだが、彼女が言うには、70グラムの旦那さんが作ったポールがあるんだって、・・70グラムで負けましたが、これではセールスマン失格だね、今度は、自信を持って売り込めるように50グラムのストックを創ってください。

投稿: silvaplauna | 2009年9月12日 (土) 20時36分

>silvaplaunaさん
ハセツネ30Kの時に57gというやつを作りましたが、剛性が足りず
安心して使えないものだったので、剛性があり、そこそこ軽いものへ
方針を転換しました。
折れたゴミを背負って残りを走るのは情けないですからね。
しかし、今回のフィードバックでさらに軽量で剛性も確保できる
ものが作れる感触を得ました。

現在、silvaさんくらいの長身の人でも耐えられる
Adventure Stickを構想中で、それが出来たら是非テスト
してください。

UTMBは完走できる感触を得ましたが、国内でもう少しレベルを
上げてから挑戦したいです。

投稿: 夜明けのランブラー | 2009年9月14日 (月) 01時49分

完走おめでとうございます。
先日三鷹に行った際に拝見しましたが、とてもしっかりした仕上がりですね!
かつ、綺麗に作られているので感心しました。

投稿: zzz_bear | 2009年9月16日 (水) 03時23分

おはようございます。

最近自転車に凝っているのですが、自転車のカーボンフレームは、紫外線によって劣化するといろいろなところで聞きます(なかには5年で寿命だとか?)。それを特殊な塗装で防止しているのだそうです。

ランブラーさんのストックもたしか、カーボンでしたよね。

高い山では紫外線が強いので、劣化の進み具合も早いかなとも思われます。
また、岩にこすりつけると傷も出来るでしょうから、紫外線を避ける塗装も頻繁に行わないといけないかも・・。

アルミ製のストックは、半永久的に持ちますが、カーボンストックは、5年でだめになるとしたら問題です。この点是非考察されてみることをお勧めいたします。


自転車のページですが参考にしてください・・。
http://misanet.mo-blog.jp/masaki/2006/01/giant_67de.html

ちなみに、その昔ラインホルトメスナーが独りで、エベレストを往復したときは、チタン製のストックだったと記憶しています。

投稿: silvaplauna | 2009年9月16日 (水) 07時55分

こちらも御参照ください。
http://qa.mapion.co.jp/qa5031014.html

登山靴でもウレタン樹脂をつかったものが経年劣化するのが問題になったことがあります。私も、学生の頃に大金を出して買ったLOWAのプラスチック製二重靴がありましたが、10年ぐらい前にひびが入り、パラパラと分解してしまいました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1030175365


上のリンクの自転車のところに書かれていますが、選手として競技に出るのならカーボンストックがよくって、10年20年と趣味で登山を楽しむのなら、アルミやチタンとかの素材がいいのかもしれないですね。

マカニさんのストックは・・とりあえず来年ぐらいは強度を維持できるかな?

投稿: silvaplauna | 2009年9月16日 (水) 08時20分

ハセツネ出られたら、是非ともスティック欲しいところです。もし時間あれば、作ってください~。お礼は何かギアでも(笑)

三鷹であれこれお話させて頂きましたが、
長さ等分ではなく、上50cm-下60cmの2分割なんて、面白そうと思ってしまいました。

・重みがある接合部を中央より上にして、重心を上に持ってきて、重量以上に軽く思わせる。
・最も曲がって強度が必要な(と思われる)、中央部に節を持ってこない。

という点で良いかな~、なんて。
自分で作らない者の戯言ですが。。。

投稿: もりもり | 2009年9月16日 (水) 12時43分

>zzz_bearさん
ありがとうございます。
継ぎ目のアルミのプロテクターは、アルミパイプを切って
作っていますが、あれが一番面倒くさく、手が疲れます。

投稿: 夜明けのランブラー | 2009年9月17日 (木) 00時21分

>silvaplauna さん
カーボンの経年劣化についてはショップに訊いてみようと思いますが、昨年のものがまだ使えるので1年はOKみたいです。
毎日屋外に出しているなら別ですが、表面には薄いカーボンが
巻かれていて芯が露出しているわけでは無いですし、
多少の擦り傷ではそう紫外線の影響は大きく無いと思っています。
深い傷の場合は紫外線より、衝撃で割れる心配の方が高いでしょう。
このストックは主に競技向けで、ある程度の耐久性を犠牲にしても
軽くしてパフォーマンスを上げたいという人が使う事を
想定して作っていますし、それを理解してもらった上で製作を
引き受けています。
しかし、既製品のアルミの軽量ストックより軽く、衝撃への
耐久性も高いものが出来たと思っています。
幸い、まだ仲間内向けに作っている手の届く範囲なので、
blogには書いてはいませんが、既に何度かメンテナンスを
おこなっています。

投稿: 夜明けのランブラー | 2009年9月17日 (木) 00時58分

>もりもりさん
では、fringで手を打ちますか(笑)
ただ時間が足りないので間に合うか微妙な時期ですね。
某GM代行に手伝ってもらおうかしら?
加重と強度に関しての考察はさすがです。異論なしです。
ただ、これまで作ってきてわかったのは、節目をいくら
中央からはずしても、節目があれば結局はそこに一番
荷重がかかってしまうようです。
fixpoleが一番なんですけどね。。。

投稿: 夜明けのランブラー | 2009年9月17日 (木) 01時17分

こんにちわ、JSBです
ガイラインをご紹介します、ダイニーマよりも単純に 伸びず、切れない!?
海遊社の
ベクトラン・ロープ φ1.5mmで、400kg破断荷重 @¥155/m
           φ2.5mmで、800kg破断荷重 @¥250/m
同サイトのデータだけですが、信じる者は(足元を)救われる!? 

伸びない、切れない それは理想にちょっと近付く
    繰り返しの擦れに、果たして何処まで耐えるのか?
ガイラインならば、話は簡単ですが、、、、
  思い切って、、、あっ、切ってはいけませんねsweat01

ステッキなどに いかがでしょうか

投稿: JSB | 2009年9月25日 (金) 00時47分

>JSBさん
いつも困っている時にさりげなく現れてコメントを残していってくださる。
ありがとうございます。神と呼ばせていただきます。
来月のハセツネCUPに間に合えば試したいと思います。

投稿: ランブラー | 2009年9月25日 (金) 23時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144334/46165935

この記事へのトラックバック一覧です: Running Stick(CCC version)使用レポート:

« UTMBで見かけたギアたち① | トップページ | UTMB(CCC)レポート② Arnuva~Chanpex-Lac(55km) »