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2008年10月23日 (木)

16th 日本山岳耐久レース(スタート~第1関門)

今回の大会では軽量化の為、携帯電話も持たなかったので、
レポートは文字ばかりとなります。

先ず、
「目標タイム設定について」

初参戦ということもあり、当初は完走目標だったが、
来年は出られるかどうか?わからないし、
現時点での自分の実力を全部出し切っておこうと思った。

目標タイム設定に活用していたのはアドベンチャースポーツマガジン
ハセツネ特集(完走10人のハセツネ出場記)と、
ハセツネの公式レポート(2007年度「第15回日本山岳耐久レース報告書」)を
通勤中に見ていた。

webでは、SUB EIGHTさんのコース分析や、みかんさんの区間平均データを
おおいに活用させていただいた。

昨年出場した周りの仲間のタイムは分単位で把握しており、
もしかしたら本人達より詳しいかもしれない(笑)
周りにいる人のタイムを把握することは、自分の実力との差異が
比較しやすく目標タイム設定に参考になる。

自分の実力に近い人のタイムや、試走時の感触や、試走のタイムを考えて、
現在の力であれば、15時間台、調子良ければ14時間台は
行けるのではないか?と算段。

区間タイム配分は、アドスポの「完走10人のハセツネ出場記」で
13時間台でゴールした川村さんのタイムを参考にした。
後半になっても失速しないコースタイムに美しさを感じた。

もちろん13間台で(この時点では)走れるとは思っていないので、
その区間タイム配分を参考に、自分の実力を加味してあくまで目標値として、

4h:4.5h:3.5h:2h (計14時間)
(~第1関門(22km)、~第2関門(42km)、~第3関門(58km)、~ゴール(71.5km))

という目標を設定した。
これに渋滞も入れると、14時間半くらいと見積もっていた。

第2関門までが遅めで、第3関門までが少し早い見積もりになっているのは、
登りが続く第1~三頭山までが苦手なので(嫌いではないが、心拍数が上がりすぎる)
ペースダウンするはずで、その分は第2関門の御前山以降から取り戻そう、
…というのが当初の目標だった。

しかし、これまで試走や大会でも35km以上は走った事が無く、
42km以上は歩いた事も無いので第2関門(42km)以降からは未知の体験になる。

その先で自分の体がどういう状態になるのか?は全く想像がつかなかった。
ただ、これまでの青梅高水や志賀野反など30km前後の大会で、
もう限界で走れないと感じているのだから、元気じゃない事は確かだろう。

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【スタート~第一関門】(0~22km地点)

◎目標区間タイム:4:00

●実際区間タイム:4:11:47 (718位/2198人)
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「スタート前」

開会式に行っても時間毎に並ぶプラカードは無し。
参加者はダラダラと好き勝手に並んでいる。
ゲート前に並んでいたが、いきなり周りをロープで囲まれ、
意図しない場所で区切られてしまい、身動きがとれない状態になった。
移動しようとしても自分は他人のパックが邪魔で上手く動けない。
毎年こうなのかもしれないが、スタート前に将棋倒しで怪我人が
出てもおかしくない危険を感じた。

そもそも、ゴール数分前、カウントダウンが開始されるタイミングで
2000人もの人を数分で時間台毎に並ばせようということ自体に無理がある。
この仕切りを何とかして欲しいと思っている人は多数だろう。

「スタート~入山峠(7km地点)」

hstn01_01
(右端○がスタート/ゴール地点。中央○=入山峠(7km地点)、左上ピーク=市道山(11km地点))

午後13時スタート。
スタートから変電所を越え、ゆっくりペースで今熊神社まで走り続けた。
重いパックを背負っているので、ゆっくりペースでも心拍数は
いつものペースより高く、170BPMを越えている。
しかし、下げようと思っても周りのペースに乗ってしまい下げられない。
わかっているが、周りが走っていると同調してしまう。

実はハセツネレポートの昨年のタイムを見て、
ターゲットにしている人がいて、後ろからペースメーカーに
なってもらおうとコッソリついて行ったのだが、変電所の手前で遥か彼方に
先行されてしまう。さすが経験者だなぁ、今年はさらに上を目指すのかな?
と思いつつ、ペースメーカー作戦は序盤であっけなく終了(笑)
自分のペースで走る事にした。

今熊神社(4km地点)の階段に来ると、急階段なのでみんなのペースは歩きに変わった。
急な斜面ではピタリと止まる瞬間は何度かあったか、ノロノロと前進はしている
状態だった。ここで後方からあっこさんが来て、しばらく並走する。

入山峠(7km地点)の階段はゆっくりだが流れていたので、想像よりはひどくなかった。
その手前の行程の方が渋滞していたように思う。

入山峠の階段の付近に迂回路があるらしいが、その方向に応援者がいて、
道がふさがれていたので無いと思っていたが、使いたい人は使えたらしい。


「入山峠(7km地点)~第一関門(22km地点)」

hstn01_02
(右端の○=入山峠(7km地点)、左から2つ目○=生藤山(19km)。
左端○=第1関門の浅間峠(22km地点))

入山峠を過ぎると渋滞は緩和されるか?と期待していたら、
小さなアップダウンの、上りの手前になると常に渋滞が発生。
予想は甘かった。
上図の細かいアップダウンの上りになっているところは
全部渋滞している、と言ってもいい過ぎでは無いだろう。

そんな状態が市道山(11km地点)で終わるかと思いきや、
醍醐丸(15km地点)〜生藤山(19km地点)まで続き、
軍茶利神社過ぎたあたりから道も広くなり、ようやく渋滞横を抜かせる
状態になった。

並走していたあっこさんは、ここから隙あらばダッシュ。
次々と抜いていった。自分もその気合を見習って、
引っ張られるように、声を出してゆっくりペースの人は全部抜かした。

そして、心拍数を見ると175BPMを軽くオーバー。
想定より+15BPMほど高い。
試走でもこれだけ高いBPMで走る事は避けていた。
もしかして序盤で失速するかも?という不安を持ちつつ、
大会マジックというか、罠というか、勢いで飛ばしてしまう自分に
ブレーキがかけられない。

そして人の騒がしい声と、関門通過の電子音が聞こえてきて、
第一関門を通過。

到着したのが4時間11分。
目標は4時間の到着なので誤差範囲内。

時間は17時を過ぎたところ。
周囲は既にライトが必要な暗さとなっていた。
着いて休憩する暇も無く、折りたたんでパックに装着していた
自作トレッキングポールを早速取り出した。

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◎第1関門までの消費物

【補給食】
Power Bar GEL(梅フレーバー) 4個

【サプリ系】
メダリストフリーダム  1包
スポーツミネラル 1包

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次回は第1関門〜第2関門です…

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